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草ビロード

ショワ族が生みだした幾何学模様の刺繍布。ラフィア椰子の若葉を干して裂いた繊維で男性が平織りの生地を織り、その後女性が刺繍で幾何学模様を描き出します。刺繍には細かくほぐしたラフィア糸を使い、 色糸は木の実や葉、鉄かすなどを用いて染めています。織り目をひとつずつ拾って刺繍するミシーンという技法で線を描き出し、ほぐした糸を通し、それを1〜2ミリの長さに切るランバットと呼ばれる技法で面を埋めていきます。

この刺繍は製作にたいへん時間がかかるため、途中で気分が変わり、モチーフや色が変えられてしまうこともしばしばあります。 ただしこうした変化は許容されており、しかもこれが無限とも言われる草ビロードのバリエーションの豊富さを生み出しています。

草ビロード