戦国貼眼銀化玉

350,000税込

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青色ガラスの重ね貼眼玉

全体的に銀化現象が見られます。一部銀化部分の剥がれによるものか、母体のガラスが露出しており、元はキレイな瑠璃色だったことがわかります。

原産地中国
推測製作年代紀元前5世紀~紀元前3世紀
サイズ直径約24mm×高さ21mm
穴の大きさ約6mm
ご注意※写真と実物とに、光の入り具合等の事情により、若干異なって見える場合があります。また、撮影には照明を使用しておりますので、明るい室内で見た色合いとなっております。

※アンティーク品につき、傷・ヒビ・欠けなどがある場合がございます。

中国戦国トンボ玉について

【Warring States Beads】秦による中国統一前の戦国時代である紀元前5~3世紀ほどに作られたトンボ玉を「戦国玉」と呼びます。
中国最古のガラスは河南省洛陽にて発掘された紀元前11世紀~8世紀ごろのものですが、本格的にガラス製品が流通しはじめたのは戦国時代になってからといわれています。初期戦国玉は、ファイアンスと呼ばれる陶磁器製の素地にガラスで模様をつけたものが主流でその後、総ガラス製のトンボ玉も作られるようになりました。模様に関しては、「七星玉」や「貼眼玉」と呼ばれる斑点で模様付けしたものが多く見られます。ガラス製造の技術や、デザイン要素の多くはローマングラスなどと同じ西アジア地域から入ってきたものとされますが、この時代の中国製ガラスに使用されている材質はそれらと成分が異なることから、戦国玉をはじめとした中国製の古代ガラスによって古代中国のガラス製造技術の高さが証明されています。
中国のガラス史の始まりとして歴史的価値のあるものとしてはもちろんですが、そのデザインや色彩の豊富さからファンも多いビーズの一つです。

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戦国貼眼銀化玉
  

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