タイ・デーン族パービアン 42cm×182cm

35,000税込

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高級感あふれる金糸使いと、力を象徴する馬モチーフのパービアン。

タイ・デーン族の正装用ショール、パービアンです。織りに金糸が使われており、白色のシルク糸と相まって高級感溢れる印象があります。フランス統治下の20世紀初頃、金糸を使ったシンが富裕層の女性たちの間で流行し、金糸の織りは裕福な家庭を象徴するものになりました。さらにこのパービアンには、力を象徴する馬のモチーフが多数織り込まれていることから、この布の持ち主はその土地の名士か部族の長といった権力者(の家族)であったのではないかと思われます。また他の模様を織り混ぜず馬のモチーフだけを連ねており、民族によって様々にあるタイ族手織り布の中でも、大変珍しいデザインのものです。

原産国ラオス
部族/地域タイ・デーン族
素材シルク
サイズ42cm×182cm
フリンジ長さ8cm
生地中肉のシルクの手織りに、緯糸紋織りと縫取織りを施した生地。生地端は手縫い仕上げ。
ご注意手織りのため織りキズ、織りむら、織り糸が出ていることがございます。また、古布の為もともと染みなどの汚れや色あせ・穴開き・破れなどが見受けられるものもございます。これも古布ならではの風合いですので、ご理解の上ご購入下さい。また、汚れなどが気になり、苦手な方はご購入をお控えくださいませ。尚、こちらの商品は返品対象外の商品ですのでご了承の上ご購入下さい。

タイ・デーン族

タイ・デーン族は、主にラオス北東部サムヌア地方からベトナム北部に居住する少数民族で、赤タイ族とも呼ばれています。女性たちが衣服に赤い色を使うことや、紅河沿いに暮らしていたことから“赤のタイ族=タイ・デーン(Daen=Red)”と呼ばれるようになりました。彼らは今もシャーマニズムや精霊信仰を取り入れており、その信仰を由来とする種々のモチーフが織り描かれた手織物は、ラオスを代表する織物と言われています。

パービアン

パービアンは、シン(スカート)と合わせて着用するラオス女性の正装用のショールです。寺詣りや祭礼、結婚式などで正装する際、肩にかけて着用します。そのパービアンに織りこまれる文様や色彩は、ラオス国内でも地域や民族によって異なり、それぞれの独自性や信仰を表しています。

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タイ・デーン族パービアン 42cm×182cm
  

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