タイ・デーン族パービアン 47cm×329cm

120,000税込

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特別なシャーマンのパービアン

精霊を信仰するタイ・デーン族のショールパービアン。タイ・デーン族では、シャーマンが家庭を回って祖先の霊を慰めたり、米の豊作祈願、厄祓いをする風習があり、その儀式の時に使用する特別な肩掛け布です。織り模様にはそれぞれ意味や願いが込められており、このパービアンに織り込まれたメインの模様は“タントラ”です。タントラはインド思想の影響を受けたモチーフで、自己と神との一体化や修行、魔除けを意味するものとされています。その他にも、慈愛を意味しタイ族の守護神とされる“シホ(象の鼻を持つライオン)”、水神“ナガ”、豊穣を意味する星や花、長寿や健康の願いが込められた“生命の木”のモチーフが織り込まれています。中央は平織りですが模様は対称ではなく違う織り模様で、これは全く別の世界を表現で豊穣祈願を表しています。

原産国ラオス
部族/地域タイ・デーン族
素材シルク
サイズ47cm×329cm
フリンジ長さ8cm
生地中肉のシルクの手織りに、緯糸紋織り、縫取織りを施した生地。生地端は丁寧な手縫い仕上げ。
ご注意手織りのため織りキズ、織りむら、織り糸が出ていることがございます。また、古布の為もともと染みなどの汚れや色あせ・穴開き・破れなどが見受けられるものもございます。これも古布ならではの風合いですので、ご理解の上ご購入下さい。また、汚れなどが気になり、苦手な方はご購入をお控えくださいませ。尚、こちらの商品は返品対象外の商品ですのでご了承の上ご購入下さい。

タイ・デーン族

タイ・デーン族は、主にラオス北東部サムヌア地方からベトナム北部に居住する少数民族で、赤タイ族とも呼ばれています。女性たちが衣服に赤い色を使うことや、紅河沿いに暮らしていたことから“赤のタイ族=タイ・デーン(Daen=Red)”と呼ばれるようになりました。彼らは今もシャーマニズムや精霊信仰を取り入れており、その信仰を由来とする種々のモチーフが織り描かれた手織物は、ラオスを代表する織物と言われています。

パービアン

パービアンは、シン(スカート)と合わせて着用するラオス女性の正装用のショールです。寺詣りや祭礼、結婚式などで正装する際、肩にかけて着用します。そのパービアンに織りこまれる文様や色彩は、ラオス国内でも地域や民族によって異なり、それぞれの独自性や信仰を表しています。

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タイ・デーン族パービアン 47cm×329cm
  

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