イボ族藍染布 210cm×135cm

39,000税込

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秘密結社の布 ウカラ

ナイジェリア、イボ族の天然絞り染めの藍染布です。深いインディゴブルーに白い動物、幾何学的、有機的模様の入った伝統的な布で、「ウカラ」と呼ばれているものです。
描かれている、ヒョウ、トカゲ、ドラム、人、幾何学的および有機的な形の模様は、「ンシビディ(Nsibidi)」と呼ばれ、何千種類もある表意文字です。イボ族の社会にエクペ結社と呼ばれる男子の秘密結社が存在しており、このンシビディ文字は彼らの抽象的な概念、教えなどを意味しています。布によく見られるヒョウはシンボルで、エクぺはヒョウという意味を持っているそうです。それぞれの柄に意味がありますが、この図象化された文字を解読する知識は秘密で結社に属する人々のみに限られており、他の者が見ても理解できないそうです。ウカラはエクペ結社の象徴として今なお大切にされています。

原産国ナイジェリア
部族/地域イボ族
素材コットン
サイズ (フリンジを除く)210cm×135cm
生地薄手の平織り生地。
ご注意昔ながらの伝統技法で作られた自然素材の品物のため、織りむらや穴、ほつれなどが見受けられます。こういった部分も含め”手仕事”の特徴としてご紹介しておりますので、ご理解の上ご購入ください。また古布ならではの汚れや色あせ・穴開き・破れ・解れなどが見受けられます。大変デリケートな布で、やぶれやほつれやすい為お取り扱いには十分なご注意を必要とします。 ※返品交換不可の商品となります。 ※サイズは多少の誤差がございます。

イボの藍染め布

腰巻や儀礼の際の帯として使用されるものです。綿の生地にラフィア繊維の糸で縫い絞りを入れて防染し、藍で染めています。絞り染めで描かれる模様は、彼らの秘密結社を表すものや動物など、伝統的に受け継がれているモチーフでそれぞれに意味をなしています。

イボ族

ナイジェリア総人口の20%を占め、カメルーンや赤道ギニアにも居住するイボ(イグボ/Igbo)族。イギリスによる植民地支配が及ぶ以前は王や首長を持たず半自治的な複数の共同体のかたちで存在していた民族です。彼らは比較的教育レベルが高く、下級の官吏や軍人を多く輩出し、また商才もあり「黒いユダヤ人」と呼ばれることもありました。現在のアフリカンアメリカンやアフロカリビアンの多くは、イボ族系の一部だと考えられています。

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イボ族藍染布 210cm×135cm
  

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