お取り扱い・お手入れについて◆ウエスタンブーツについて各部のサイズウエスタンブーツの各部のサイズは、当店では左図のように表記しています。 ウエスタンブーツの着用で特に重要なのは、”ワイズ”と呼ばれる、足の甲回りの部分のフィット感です。履き口、足首は、足の形状に多少そわなくても問題ありません。 ワイズは通常アルファベット表記になっており、当店では、日本で標準的なサイズとして、メンズはE,レディースはCで仕入れをしております。 ウエスタンブーツは元々馬に乗ることが前提で発展したブーツなので、日本の生活で履く場合は、何かしら中敷を入れて履いたほうが快適に歩けます。 今では靴屋さんなどで様々なタイプの中敷を売っていますので、中敷の厚さでワイズのフィット感を調整することををお勧めします。足の甲が細め、または低め、という方でも、厚めの中敷を入れることで調整をすることが出来ます。 着脱のコツ・お手入れウエスタンブーツは、革がなじむまではなかなかタイトで着脱しにくかったりします。 着脱用に、プルストラップ・またはプルホールが付いていますので、履くときはここに指をかけて引っ張るようにするといいでしょう。 お手入れは、基本的には通常の革靴と変わりません。
といった手順でケアしていただければ、味が出るまでじっくりと付き合うことが出来ます。 レザーオイルをたっぷり染み込ませると、革が柔らかくなりすぎるため、ウエスタンブーツにはあまり向きません。ウエスタンブーツは通気性を重視して作られているため、雨の日は水が入りやすいので、雨天時の着用はあまりおすすめしません。 ◆革製品のお取り扱い・お手入れお取り扱いの注意革製品の大敵は”水”です。 オイルドレザーは水に強いと言われたりもしますが、それでも濡れた箇所にしみが残ったりすることは避けられません。 しみを回避したい場合は、水濡れ厳禁、雨の日の使用などはお避け下さい。 鹿革は比較的水に強く、”洗うことが出来る革”といわれますが、洗う前と洗ったあとでは色味や風合いが異なりますのでご注意下さい。 もうひとつの敵は”カビ”です。 日本で革製品を保管する上で、一番頭を悩ませるのがカビです。 革製品を保管する際は、ブラシなどで汚れを落とし、お菓子などに入っているシリカゲルをひとつ、一緒に入れておくといいでしょう。また、丁寧になめし、染色を施した上質な革であるほど、色移りは避けられないものとなってしまいます。白物・淡色物とのコーディネートは、汗や摩擦で色移りをすることがございますのでご注意下さい。 革製品のお手入れ革製品のお手入れは、一言で言うと「その人のお好みにお任せします」ということになります。 あえて手入れを一切せず、とにかく愛用し続けることで革を育てる、という方もいますし、使用後は毎日丁寧にトリートメントして味を出す、という方もいます。 革製品のお手入れには正解がありませんので、お好みのケア方法をお試し下さい。 ・・・と言われても困ってしまう、と言う方に、 ブラシ表面の汚れを落とすのが目的。デイリーケアはこれで十分ともいえます。動物の革と相性がいいのは、やはり獣毛のブラシ。通常の革のケアは、柔らかめの馬毛がおすすめ。堅い豚毛は、ヌバックやスエードなどの毛羽を立てるのに有効です。 クリーナーブラシでは落としきれない、細かなシボに入った汚れや、前回塗った古いクリームなどを落とす目的で使います。化粧で言うクレンジングのようなものです。脱臭効果などがあるものも。使わないと言う方もいますので、お好みで。 クリーム・オイル革は、人間の皮膚と同じようなもの。大切なのは適度な保湿と油分です。適度な湿度をキープするために、栄養や油分を補給するのが、このクリームやオイルです。塗布すると革に艶が出て、小キズを隠したり、乾燥によるひび割れを防止したりすることが出来ます。クリームやオイルには様々な種類がありますが、ものすごくざっくりというと、クリームは表面付近の油分補給に、オイルは奥まで油分が浸透する、といった違いになります。 上記のような特徴をふまえて、アイテムやお好みに合わせて、自分だけの1点に育ててください。 エキゾチックレザーのお手入れについて◇対象になる革の種類 Alligator / Caiman / Kangaroo / Lizard / Ostrich / Python / Shark
※ヘビ革はなるべく磨きを避け、クリームタイプを使用の際はつけすぎにご注意ください。スプレータイプの方が全体に薄くつけられるのでおススメです。 ◆ウール製品についてウール製品のお取り扱いウール素材は非常に虫食いの発生しやすい素材です。特に品質の良いものほど虫に好まれる傾向があります。長期保管の際は、クリーニング後、防虫剤と一緒に保管することをおすすめします。天然染料を使っているものもございますので、移染することがあります。 白物・淡色物とのコーディネートは、汗や摩擦で色移りをすることがございますのでご注意下さい。雨・雪の日の着用はお避け下さい。 ウール製品のお手入れ基本的にドライクリーニングをおすすめします。 日常のお手入れには、軽いブラッシングがおすすめです。保管時の型崩れを防ぐためには、針金ハンガーではなく幅広のハンガーがベストです。 万が一急な雨に濡れてしまったような場合は、タオルで軽く押さえるようにして水分を取り、ハンガーにかけて陰干ししてください。この時、ドライヤーなどで無理に乾かすと、繊維に縮みが生じてしまいますのでお避け下さい。 |