スンバイカット布 絣織

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スンバの歴史や信仰が表れたイカット布

スンバイカットはスンバ島東部各地で作られてきた男性用の腰布または肩掛け布で、他のどのイカットとも異なるダイナミックな絵柄や紋様が最大の特徴です。
中央に描かれている模様は、首架台(スカルツリー)と呼ばれるもので、20世紀初頭まで行われてきた首狩りの伝統から生まれたモチーフ。部落間の争いの際に敵の首を狩って並べていたことから、このモチーフが入ったイカットを身に着けることで勝利を祈願するという意味もあり、支配者階級の人の腰巻きに描かれてきました。また両端には、スンバ島土着のマラプ(精霊・祖先)信仰から生まれた精霊のモチーフ。祖先祖霊崇拝のみならず、万物には精霊または神が宿っていてその精霊は人間と同じ姿形をしていると捉えられていることから生み出されてきた模様です。これらの他にも、精霊の隣には力の象徴であるワニ、精霊と首架台の間には支配力や長寿を表す亀が描かれています。

生産国インドネシア
素材コットン
生地スンバ島
仕様外箱あり
サイズ縦:145cm 横:292cm
外箱:60cm×33cm×4cm
特記事項※昔ながらの伝統技法で作られた自然素材の品物のため、織りむらや穴、ほつれなどが見受けられます。こういった部分も含め”手仕事”の特徴としてご紹介しておりますので、ご理解の上ご購入ください。また古布ならではの汚れや色あせ・穴開き・破れ・解れなどが見受けられます。
※大変デリケートな布の為、お取扱いにご注意ください。
※外箱に傷みやキズ等がある場合がございます。
※こちらの商品は返品対象外ですので、ご購入の際はご了承ください。
ご注意※写真と実物とではお使いのディスプレイにより色見などが異なって見える場合がございます。
※サイズは多少の誤差がございます。

インドネシアイカット

アジア最大の他民族国家、インドネシアの各島、各地域で伝統的に作られてきた「イカット(ikat)」と呼ばれる絣織の手織物。織る前の糸の段階で染色し、絵柄をぴったりと合わせながら織りあげる大変手間のかかる染織技法です。経糸や緯糸、もしくはその両方を絵柄に沿って紐で括り防染して染める作業を繰り返し、その染柄がずれないように丁寧に織り上げられています。 この技法は各地に共通していますが、作られる模様や用途は各民族や地域それぞれが持つ文化や歴史によって変化し、独自に発展、継承されてきた為、多様性に富み、他のどの国のイカットとも違うプリミティブな魅力が感じられます。

スンバイカット

スンバ島東部各地で作られてきた男性用の腰布または肩掛け布で、他のどのイカットとも異なるダイナミックな絵柄や紋様が最大の特徴です。描かれる模様は、身近な動物からアニミズムにより生み出された空想動物まで様々で、それぞれに意味が込められています。子孫繁栄や生命力の強さ、戦いでの勝利などの願いを込めて作られた一点ものです。 一対で織られた布を縫い合わせ、両端にカバキルと呼ばれるエンドボーダーを織り込んで一枚布に仕上げていることもスンバイカットの特徴の一つ。(カバキルが無いものもあります)

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スンバイカット布 絣織
  

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