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アイスクリスタル(ヒマラヤ水晶)
インド北部のヒマチャルプラデッシュ州クル渓谷の標高6千メートルの氷河地域より発見された水晶です。地球温暖化の影響で氷河が溶けたために、この水晶が表れたと言われています。アイスクリスタルはクラスター状ではなく、1本1本、単結晶で発見され、表面は独特のおうとつがあり、何らかの原因で浸食された蝕像水晶(エッチングクォーツ)です。
また水晶がフッ化水素に溶かされると現れる「トライゴニック」と呼ばれる先端方向に対し逆三角形の蝕像が見られることも特徴の一つです。別名「ニルヴァーナクォーツ(涅槃水晶)」とも呼ばれています。