ターコイズ(トルコ石)

古くから宝石として採掘されており、メソポタミア時代に宝飾品として使用されていたと見られるビーズが発見されています。 古代ペルシャ(現在のイラン)ではターコイズを珍重しており、国内で多くのターコイズが産出していました。 それらが、トルコを経由してヨーロッパへ盛んに輸出されていたことこから「トルコ石」の名で呼ばれるようになったといわれています。

残念ながら現在では良質な物が採掘されなくなっており、それにかわりアメリカの鉱山において多くが採掘されています。一般的に水色のものが知られますが、鉱山ごとの地質の変化により緑色や濃紺のものまで様々に産出します。 ネィティブアメリカンの人々にとっては古くから「災いを遠ざける聖なる空の石」として言い伝えられ、伝統的な宝飾品に多く用いられています。

  

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