タイ・デーン族パーホム 100cm×164cm

45,000税込

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永く大切に使われてきたタイ・デーン族のパーホム

タイ・デーン族による手織りの敷き布、“パーホム”。パーホムは寺院や旅先などで簡易寝具(ブランケット)として使用される多目的布です。藍染めの手紡ぎ糸による織り布を2枚はぎにし、回りを無地の手紡ぎ手織り布で囲んであります。裏側は使用による摩擦や力が加わる為にダメージがありますが、当て布をして繕った部分が随所に見られ、いかに大事に使われてきたかが伝わってきます。紋様織り部分の痛みは経年を感じさせるものの、裏側の補修に比べると色あせ程度で、元々の織りの質の高さを読み取ることができます。

原産国ラオス
部族/地域タイ・デーン族
素材コットン
サイズ100cm×164cm
生地ざっくりとした肉厚のコットン手織りに、緯糸紋織りをほどこした生地。
特記事項全体的に使用や経年による汚れや色褪せ、ほつれといったダメージがあります
ご注意手織りのため織りキズ、織りむら、織り糸が出ていることがございます。また、古布の為もともと染みなどの汚れや色あせ・穴開き・破れなどが見受けられるものもございます。これも古布ならではの風合いですので、ご理解の上ご購入下さい。また、汚れなどが気になり、苦手な方はご購入をお控えくださいませ。尚、こちらの商品は返品対象外の商品ですのでご了承の上ご購入下さい。

タイ族の手織り布

ラオスやベトナム、タイに暮らすタイ族伝統の手織りには、一つの技法だけでなく複数の技法を文字通り織り交ぜて作られるものが多くあります。緯糸紋織り、経糸紋織り、縫取織、綴れ織り、絣織りといった様々な技法が使われており、一枚の布に複数の技法で織り模様を入れることで、この地域の手織りならではの複雑な美しさや深みが出ています。またその技術は各家庭で母から娘、嫁へと代々受け継がれています。

タイ・デーン族

タイ・デーン族は、主にラオス北東部サムヌア地方からベトナム北部に居住する少数民族で、赤タイ族とも呼ばれています。女性たちが衣服に赤い色を使うことや、紅河沿いに暮らしていたことから“赤のタイ族=タイ・デーン(Daen=Red)”と呼ばれるようになりました。彼らは今もシャーマニズムや精霊信仰を取り入れており、その信仰を由来とする種々のモチーフが織り描かれた手織物は、ラオスを代表する織物と言われています。

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タイ・デーン族パーホム 100cm×164cm
  

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