マドゥバニ(ミティラー)ペインティング

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繊細なタッチで描かれるインド伝統絵画「マドゥバニ(ミティラー)ペインティング」ラーダ・クリシュナ

マドゥバニ(MADHUBANI)ペインティングと呼ばれるインド・ビハール州北部からネパール南部にかけてのミティラー(MITHILA)地方で女性によって描かれる伝統絵画です。大変繊細なタッチで描かれる絵は身の回りの自然や暮らし、信仰をテーマとしています。こちらの絵はヒンドゥー教の神様クリシュナとその恋人ラーダーを描いた作品。二人の前にある池には蓮の花や魚が描かれ、頭上の木の上にはクジャクなどの鳥が繊細にカラフルに描かれ、楽しそうな雰囲気です。少し大きめの絵画ですので、玄関やリビングなどに飾るとインパクトのあるインテリアを演出してくれそうです。

生産国インド
素材(絵画)キャンバス
(フレーム)樹脂/ガラス
サイズ縦64cm×横46cm×厚さ1.5cm
ご注意※写真の商品をお届け致します。
※写真と実物とではお使いのディスプレイにより色見などが異なって見える場合がございます。
※サイズはフレームのサイズで測っておりますが多少の誤差がある場合がございます。

マドゥバニ(ミティラー)ペインティングとは

ミティラー地方の民家の土壁にはヒンドゥーの神々や太陽や月、神聖な植物や動物など、素朴な絵が今日も描かれています。これらはミティラーペインティングやマドゥバニペインティングと呼ばれています。単に家の装飾というわけではなく、1年に行われる行事や結婚式などの儀礼があるたびに、女性達によって描かれ、作物の豊穣や家族の幸せを願う祈りの形であると云われています。儀礼のたびごとに、描き替えられることで母から娘へと3000年もの間継承されてきたと云われます。ミティラー地方の壁画は1934年にミティラー地方を襲った大地震の被災状況の調査に来ていたイギリスの行政官ウィリアム ジョージ アーチャーにより見出されていました。更にその後、1967年にビハール州での大干ばつの救済事業でインディラ ガンジー首相の命を受けた文化遺産関係省顧問ププル・ジャヤカール女史がこの地方に住む女性の自立の為に伝統壁画を紙に描くことを奨励したことにより、民族画として蘇生させ、欧米諸国にもミティラーペインティングやマドゥバニペインティングとして広く知られるようになりました。

ミティラー地方とは

インド・ミティラー地方は、インド東部にあるビハール州マドゥバニを含む北部からネパール南部を含む地方を指し、今から約3000年前(紀元前1000年ごろ)にインド・ガンジス川中流域に侵入してきたアーリア民族がいち早く住み着いたところといわれています。ミティラーの名前はインド2大叙事詩である「ラーマーヤナ」「マハーバーラタ」や哲学書である「ウパニシャッド」でも確認できます。その当時、ヴィデーハ国を樹立した国王「ジャナカ」の幼名が「ミティ」であったことからミティラーと呼ばれるようになったといわれています。インドの歴史上でも最も重要な役割を果たしてきた地域といえるでしょう。ミティラー地方では自然崇拝や祖霊信仰などに基づくヒンドゥー教の宗教観が日常生活や儀礼に受け継がれています。女性は儀礼文化の中心的な担い手として、彼女たちの手によって家屋の壁や床に描かれてきた民族画は「ミティラーペインティング」や「マドゥバニペインティング」として世界に知られています。

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