日常を彩る世界の手しごと
ミティラーペーパーマッシュ カラフル象
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インド・ミティラー地方で作られる紙粘土細工の民芸品(カラフル象)
インドのミティラー地方で伝統的に作られる紙粘土細工(ペーパーマッシュ)の民芸品です。カラフルに色付けされた象のとぼけた表情がどこかほっこりさせてくれます。手作業で作られる民芸品の温かさ伝わってきます。
生産国 | インド |
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素材 | ペーパー |
サイズ | 全長11cm×奥行8cm×高さ9cm |
ご注意 | ※写真はイメージです。1点1点ハンドメイドで作られる民藝品の為、現物と写真とでは柄や色見などが異なる場合がございます。 ※サイズには多少の誤差がございます。 |
ミティラーアートとは?
ネパールとインドの国境にまたがる、ミティラー地方の絵画や民芸品です。 もともとは、壁画として描かれていたものですが、現在では布や紙にペイントされてインドやネパールの代表する工芸品として広く知られています。 施されるペイントは指や、つまようじのような細い棒、ペン先を使用して描かれます。 ネパールのミティラーは色彩が鮮やかで、やや太めの線で力強く描かれるのが特長で、一方インドのミティラーは緻密な線で模様を入れる繊細さが特長です。 モチーフとなるものは、神様など宗教観を表すものや、日常の生活を切り取ったほのぼのとしたものなど多岐にわたります。 描いている人によって表現方法が異なり、色々な作風が見られるのも魅力の一つです。
ミティラー地方とは
インド・ミティラー地方は、インド東部にあるビハール州マドゥバニを含む北部からネパール南部を含む地方を指し、今から約3000年前(紀元前1000年ごろ)にインド・ガンジス川中流域に侵入してきたアーリア民族がいち早く住み着いたところといわれています。ミティラーの名前はインド2大叙事詩である「ラーマーヤナ」「マハーバーラタ」や哲学書である「ウパニシャッド」でも確認できます。その当時、ヴィデーハ国を樹立した国王「ジャナカ」の幼名が「ミティ」であったことからミティラーと呼ばれるようになったといわれています。インドの歴史上でも最も重要な役割を果たしてきた地域といえるでしょう。ミティラー地方では自然崇拝や祖霊信仰などに基づくヒンドゥー教の宗教観が日常生活や儀礼に受け継がれています。女性は儀礼文化の中心的な担い手として、彼女たちの手によって家屋の壁や床に描かれてきた民族画は「ミティラーペインティング」や「マドゥバニペインティング」として世界に知られています。
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