【コレクションアイテム】ベニン王国ブロンズ 王母(Queen Mother)Idiaの頭像-uhunmwun elao-

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王母Idiaブロンズの頭像uhunmwun elao

Queen Mother(ベニンの王母)は、ベニン王国の重要な女性の称号であり、伝統的な地位の一つである。この称号は、特に王の母親に与えられ、彼女達は「Iyoba」と呼ばれた。最も有名なベニンの王母は、16世紀のIdiaである。彼女は息子のエシギエ王(在位1504~1550年)を支援し、彼の治世中に重要な役割を果たした。Idiaは、戦士としても知られ、息子である王の軍事キャンペーンを支援し、彼の治世を安定させるために尽力したとされる。エシギエ王は、母親の尽力に感謝し、彼女のために新しい役職「Iyoba」を創設した。この役職は、王宮の高位の長老たちと同等の地位を持ち、彼女のために特別な宮殿が建てられた。このイディア王母を表す真鍮製の頭部は、彼女の祭壇に置かれるために作られた物の一つと考えられる。 エシギエ王がクイーン・マザーの称号を制定し、その軍事力と祭祀の力を称えてこのタイプの頭部を鋳造する伝統が始まったとされている。「uhunmwun elao」とは「祖先を追悼する頭部」の意味を持つ。
作品を見ていくと、頭部は、透かし細工の珊瑚ビーズ・ネットで覆われた円錐形のカーブを描くヘアスタイル。 珊瑚ビーズの高い襟をつけている。 額には元々鉄ではめ込まれた2本の縦線、両目の上には4本の瘢痕。 瞳孔には鉄がはめ込まれている。首の下は縄目模様が美しく施された一体構造の台座となっている。顔の表情は大英博物館で公開されている作品よりも大変穏やかな良い表情をしている。それぞれ16世紀のベニン王国黄金期の高い製造技術が垣間見える逸品となっている。
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生産国 ナイジェリア
素材 ブロンズ・鉄
サイズ 本体 高さ:49cm 幅:15cm 奥行:18cm
台座 20cm×20cm
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※交換、返品不可の商品になります。
ご注意 ※数百年の時を経たアンティーク工芸美術品となります。
※ブロンズ製のアンティーク工芸美術品となりますので、湿気や直射日光を避けて保管・ご鑑賞ください。腐食や劣化の原因となる場合がございます。
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ベニン・ブロンズ

ベニンブロンズは、ナイジェリアの現在のエド州にあったベニン王国の王宮を飾っていた数千点の金属製の銘板と彫刻群である。金属製の銘板は、現在イグン通り(イグン・エロンウォン地区としても知られる)にあるベニンブロンズ鋳造ギルドによって製作された。これらの作品は総じてベニン美術の最高傑作とされ、14世紀以降エドの職人によって制作された。銘板はエド語でアマと呼ばれ、 王国の歴史上の場面やテーマを描いている。銘板の他に、肖像の頭部、宝飾品、小品など真鍮や青銅で作られた彫刻がある。

ベニンヒストリー

ベニン王国は、12世紀から1897年まで現在のナイジェリア南部に存在した。首都は現在のベニンシティで、エド族によって建国された。
15世紀には、エウアレ王の統治下で黄金期を迎え、ポルトガルとの交易が始まりました。象牙や奴隷、胡椒などをヨーロッパに輸出し、火器を輸入して勢力を拡大した。 しかし、1892年、オバ・オヴォンラムウェンは西アフリカの資源と領土を支配する帝国的野心を持っていたイギリスより圧力をかけられ、イギリスとの非合法な「保護」条約に署名させられた。 オバ・オヴォンラムウェンはその条件に従わなかったため、1897年1月、9人のイギリス植民地当局者一行がベニン市を訪れ、オバ・オヴォンラムウェンを説得しようとした。 オバは訪問を延期するよう求めたが、彼らはこれを拒否した。 説得に訪れようとしていた植民地当局者をオバを追放する試みと認識したオバの将軍たちは待ち伏せし一方的に攻撃を命じた。その結果、ベニンシティ近くで7人のイギリス人官吏とアフリカ人使用人、ポーターのほとんどが死亡した。 これに対してイギリスは、同年1200人の軍隊からなる「懲罰的遠征隊」をベニンシティに派遣した。 この侵攻によりベニン王国は滅亡した。イギリス軍は王宮を占領し、王宮にあった数々の美術品を略奪した。 イギリス軍は王宮の敷地やその他の場所から、文化的に非常に価値のある美術品などを3000から5000点もの品々を略奪したと考えられている。王宮よりイギリス軍に略奪された品々は本国イギリスに運ばれ、その多くは、イギリス海軍によって遠征費用を賄うためにオークションにかけられ、その費用に充てられた。この事によりイギリスをはじめとするヨーロッパ各地やアメリカの博物館並びに美術館、個人収集家の元に持ち込まれベニン・ブロンズとして知られる美術品が世界中に散らばる事となった。

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