【コレクションアイテム】ベニン王国ブロンズワニ（Crocodile)の彫像

日常を彩る世界の手しごと

5000円以上送料無料/平日13時まで当日発送

【コレクションアイテム】ベニン王国ブロンズワニ（Crocodile)の彫像

￥99,999,999税込

999,999ポイント付与

数量

残り 1 点

カートにいれる

contact_supportこの商品について問い合わせる

商品コード

：ZK0724-063
発送元

：マライカ岡崎店・2～7日で発送
目安送料

：0円～
送料について詳しくはこちら

ベニン王国の王宮の柱を飾っていたワニをモチーフとしたベニン彫刻板

かつてベニンの王宮の壁や柱には王の権威を示す人や動物をモチーフとした銘板が800枚以上飾られていたという。このワニの銘板はその中の1枚と考えられる。C14炭素年代測定によるとこの銘板は500年前の物との結果が出ている。この時代は16世紀初頭～半ばの王オバ・エシギエ（在位1517-1550年代）または年代測定の誤差を見て、その息子オバ・オルホグブア（在位1550-1570年代）の依頼によりベニンシティ王宮で制作されたものと考えられる。ベニン王国において、ワニは非常に重要な象徴的存在であり、ワニは原初の力と生のエネルギーを持つとされ、強さ、凶暴さ、勇気の象徴とされていた。このため、ベニンの王にとってワニは、王権や権力を象徴する存在であり、王の威厳や力を示すために用いられていたと考えられる。ワニはまた、王国の繁栄や守護を象徴する存在としても重要視されていた。
作品を見てみるとワニの鱗模様や目の造形その背景の板に至るまで花柄模様の造形が施され、側面にあたる部分にも縄目模様が入っているなど当時のヨーロッパをしのぐ技術の高さを伺わせる。500年の時を超えても尚、細部の美しさが朽ちたり壊れたりすることなく残っているまさにベニン王国黄金期の逸品である。
◆99,999,999円の商品ではございません。価格はメール又は「商品について問い合わせる」ボタンよりお問い合わせください。このページからのご購入は出来ません。

生産国	ナイジェリア
素材	ブロンズ
サイズ	本体　高さ：52cm　幅：33cm　奥行：8cm 台座　幅：36cm　奥行：18cm
特記事項	※発送までに数日お時間を頂く場合がございます。ご指定日に間に合わない場合には当店よりご連絡いたします。 ※交換、返品不可の商品になります。
ご注意	※数百年の時を経たアンティーク工芸美術品となります。 ※ブロンズ製のアンティーク工芸美術品となりますので、湿気や直射日光を避けて保管・ご鑑賞ください。腐食や劣化の原因となる場合がございます。 ※お取り扱いに際しては手袋をはめるなど対応をお願いいたします。 ※閲覧環境により実物の色と画像の色が異なって見える場合があります。 ※サイズは当店スタッフによる測定の為、実際のものと誤差がある場合がございます。 ※設置した際のぐらつき等が生じる場合がございます。アンティーク品ですのでご了承ください。 ※写真には写っていない細かいヒビやキズ・錆がある場合がございます。商品のコンディションなど細かい点をお知りになりたい場合は当店までお気軽にお問い合わせください。

ベニン・ブロンズ

ベニンブロンズは、ナイジェリアの現在のエド州にあったベニン王国の王宮を飾っていた数千点の金属製の銘板と彫刻群である。金属製の銘板は、現在イグン通り（イグン・エロンウォン地区としても知られる）にあるベニンブロンズ鋳造ギルドによって製作された。これらの作品は総じてベニン美術の最高傑作とされ、14世紀以降エドの職人によって制作された。銘板はエド語でアマと呼ばれ、王国の歴史上の場面やテーマを描いている。銘板の他に、肖像の頭部、宝飾品、小品など真鍮や青銅で作られた彫刻がある。

アフリカの置物商品一覧

ベニンヒストリー

ベニン王国は、12世紀から1897年まで現在のナイジェリア南部に存在した。首都は現在のベニンシティで、エド族によって建国された。
15世紀には、エウアレ王の統治下で黄金期を迎え、ポルトガルとの交易が始まりました。象牙や奴隷、胡椒などをヨーロッパに輸出し、火器を輸入して勢力を拡大した。しかし、1892年、オバ・オヴォンラムウェンは西アフリカの資源と領土を支配する帝国的野心を持っていたイギリスより圧力をかけられ、イギリスとの非合法な「保護」条約に署名させられた。オバ・オヴォンラムウェンはその条件に従わなかったため、1897年1月、9人のイギリス植民地当局者一行がベニン市を訪れ、オバ・オヴォンラムウェンを説得しようとした。オバは訪問を延期するよう求めたが、彼らはこれを拒否した。説得に訪れようとしていた植民地当局者をオバを追放する試みと認識したオバの将軍たちは待ち伏せし一方的に攻撃を命じた。その結果、ベニンシティ近くで7人のイギリス人官吏とアフリカ人使用人、ポーターのほとんどが死亡した。これに対してイギリスは、同年1200人の軍隊からなる「懲罰的遠征隊」をベニンシティに派遣した。この侵攻によりベニン王国は滅亡した。イギリス軍は王宮を占領し、王宮にあった数々の美術品を略奪した。イギリス軍は王宮の敷地やその他の場所から、文化的に非常に価値のある美術品などを3000から5000点もの品々を略奪したと考えられている。王宮よりイギリス軍に略奪された品々は本国イギリスに運ばれ、その多くは、イギリス海軍によって遠征費用を賄うためにオークションにかけられ、その費用に充てられた。この事によりイギリスをはじめとするヨーロッパ各地やアメリカの博物館並びに美術館、個人収集家の元に持ち込まれベニン・ブロンズとして知られる美術品が世界中に散らばる事となった。

置物・オブジェ商品一覧

ファッションサイズガイド

衣料・布のお取り扱いについて

雑貨・アクセのお取り扱いについて

インディアンジュエリー FAQ