自分で育てる観葉植物 インテリアグリーン
マライカで人気の『もこもこチアシードやぎ(もこもこヤギ)』。テラコッタ製のやぎの置物に種を植えると、もこもこの羊のような姿に。不思議でかわいい、「育てるインテリアグリーン」として人気です。
もこもこチアシードやぎの育て方
もこもこヤギの育て方をご紹介します。(写真は藤沢店Instagramより)
- 器を用意し、別売りの種(チアシード)を入れます。
- 水を少量(大さじ4杯程度)注ぎます。
- 軽くかき混ぜるとトロッとしたノリ状になります。
- ノリ状になった種をヤギ表面の溝の入っている部分に全体的にまんべんなく塗っていきます。スプーンやへら状のものを使用するとうまく塗ることが出来ます。
ヤギの背中の穴から水を口の部分まで入れ全体も濡らしましょう。ヤギのおなかに水を入れておくとゆっくりと水がしみ出していきます。
あとは発芽するのを待つだけです。窓辺などに置いて定期的に水をあげてください。
3~4日で発芽し、2週間ほどで立派なもこもこヤギに成長します。
育てるコツとご注意
時々ヤギの全体にも水をかけることで表面が乾燥せず、元気に育ちます。
長時間日光に当てすぎると表面が乾燥してしまいうまく育たない場合があります。
ヤギから水がしみ出しますので下に受け皿などをご用意ください。
(写真は八王子店Instagramより)
チアシードが枯れた時には根っこごと剥がしてヤギを洗えばまた育てることができます。
チアシードのみのお求めはこちら もこもこヤギ用チアシード
チアシードとは
このふさふさとしたグリーンは、メキシコ原産の「チア」というシソ科の植物の種。水を含むことでふくらみゼラチン質の膜ができるのが特徴です。
古代アステカでは主要作物でした。先住民の超人的なスタミナや健康は「チア」によって支えられてきたと言われています。最近ではダイエット食品として日本でも注目されています(※ヤギから生えているチアは、食用ではありません。)。
古代アステカでは主要作物でした。先住民の超人的なスタミナや健康は「チア」によって支えられてきたと言われています。最近ではダイエット食品として日本でも注目されています(※ヤギから生えているチアは、食用ではありません。)。
もこもこチアシードやぎは、一部店舗を除く全国のマライカ/GA-ON各店、またはオンラインショップで購入できます。
もこもこヤギのふるさとを訪ねて
そんな「チアシード」とメキシコの伝統的な民芸品がコラボレーションをし、観葉植物として誕生したのが、この、もこもこヤギ。
この愛らしいヤギのふるさと、メキシコの村を訪ねました。
もこもこやぎの制作過程~メキシコ、オアハカ
1)メキシコ、オアハカの小さな村にある工房を訪ねました。
2)いきなりですが・・・
何やら女性が土を叩いています。
何やら女性が土を叩いています。
3)ドス!!土をすごい勢いで砕きます。
何度も何度も激しくたたきつけます。
何度も何度も激しくたたきつけます。
4)そして水を混ぜて粘土状にします。この土はここの村で取れたもので、もこもこやぎを作るのにすごく適しているものらしいです。この土で泥パックもできるのだとか。
5)粘土状になった土を型にはまるように形状を整えます。
6)型にはめた後で、またすごい勢いで型をたたきます。
7)ドンドコドスドス!ドンドコドスドス!
速過ぎて写真を撮るのも大変です。
速過ぎて写真を撮るのも大変です。
8)型から取り出し、形を整えていきます。
9)室内で少し乾かしてから顔や足や耳を手で作ってくっつけていきます。
10)チアシードが付きやすいように線を入れています。
11)そしてしっかり太陽の下で乾かします。
この乾かす作業が一番大切なんですが、メキシコは6月から9月上旬まで雨季なのでこの期間中はなかなか乾かなくて大変です。
この乾かす作業が一番大切なんですが、メキシコは6月から9月上旬まで雨季なのでこの期間中はなかなか乾かなくて大変です。
12)みんな窯の中でお利口さんです。
13)割れた素焼きのお皿などで窯を覆います。
あるものでなんとかするのがメキシコスタイル!
あるものでなんとかするのがメキシコスタイル!
14)取り出すときは熱いので、棒を使って取り出します。
15)黄色くなっている部分は色づけのためです。
この作業のあとでもう一度釜に入れて焼きあげます。
この作業のあとでもう一度釜に入れて焼きあげます。
16)黄色に塗った部分は焼くと緑色になります。
これで、完成です。
これで、完成です。
17)こうして出来上がったヤギたちは、日本へはるばる旅をしてマライカの店頭へ。