Sunshine Reeves → MALAIKA MITI AOYAMA 2017
梅雨だから…と言うより、嵐に近い大雨そして強風。
そんな中、傘もささずに現れた大男、サンシャイン・リーブス氏!
風邪を引かれては困る、寒くはないですかの問に、「I’m OK!」と、なんともカラリとしたお返事をいただいた。
ご来店告知は14時。だいぶ早いため一先ず腹ごしらえ、と傘を持たずに外出。
またずぶ濡れで戻られ(もう気にしない)丸太のスタンプ台の前にスタンバイ。
あ、、まだお客様どなたもいらしてないのですが…
外は歩くのも一苦労な大荒れの天気。
思えば6年前、故ゲーリー・リーブス氏がご来店された時も、台風直撃のすごい日だった。まさに嵐を呼ぶファミリーなのか。
その様な中、ご来店下さったお客様、誠にありがとうございました。
まずはバングルの制作から。
「これが一番大事なんだ」とコンパスのような、間隔を計り決める「ディバイダー」という道具。
デザインをする上での線引きを決め、その間にスタンプの模様を打ち込んでいく。───サンシャイン氏のきっちりした印象のスタンプワークは、この土台から始まっていた。
スタンプを選んだら、とにかく速い手さばきで連打していく。このスピード、どんどん模様が繋がり仕上がっていく様は、只々見いってしまう。
───初めて見る、サンシャイン・リーブス氏のコイン材制作…。
シルバー925材とはまた違う、鈍い打音が店内に響き渡る。
こちらもあれよあれよと模様で埋め尽くされ、裏側には何を思ったか、「STERLING」の刻印ドンッ!
コインでしょ!の総ツッコミを受けながら、手書きでCOINと入れてくれた。
いつもの氏のピカピカ鏡面に磨き上げる機材が無かったため、レアなつや消し作品に。
裏側には手書きでMADE IN JAPAN の文字が。
バングルは、内側にMADE IN JAPANを打ち、アメリカで完成。
お客様がご購入されたインナースタンプのリングの表(鏡面無柄)へ文字入れを実施、これがつるつると滑り、アゥッ!と、何やらやらかした声を出しながらも、場を和ませていただきあたたかい会になった。
雨は止んだ。お日様が…とまではいかなかったが、ナバホ族のシルバースミスは、夕方の蒸した青山の雑踏に消えて行っ、、
行かない!でかくて目立つ!!
終
《お詫び》
この度のイベントにつきまして、緊急決定であったため、告知から開催日の間が短く、多くのお客様のご都合が難しい日時でありました。申し訳ございません。
より多くのジュエリーファンの方々にお楽しみ頂けます様、イベントをご案内して参ります。
今後とも宜しくお願い致します。
MALAIKA MITI 青山店 店長N
サンシャインリーブスの作品は、日本では有名セレクトショップにも並び、雑誌でも取り上げられ、インディアンジュエリーに馴染みのない方にも大人気です。
シルバーに刻まれた美しいスタンプワークとデザインセンスは抜群。青山店では、サンシャインリーブスの作品も多数販売しておりますので、どうぞお手に取ってご覧ください。
マライカMITI青山店
住所 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 2-1-11 郁文堂ビル 1F
TEL: 03-3797-6679
前回はナバホ族女性アーティスト、ジェニファーカーティスにご来店いただきました。
ジェニファーカーティス
2011年には、サンシャインリーブスの兄、故ゲーリーリーブスにご来店いただき、イベントを行いました。
ゲーリーリーブスは、狸小路店、仙台店、吉祥寺店、青山店、心斎橋店、大須店、中華街店、沖縄店と全国のマライカで見事なスタンプワークを披露してくれました。その後、2014年に、他界されました。
その弟であるサンシャインリーブスは、マライカにとってとても所縁のあるアーティストです。
ゲーリーリーブスのイベントの様子(YouTube)
サンシャインリーブスの作品は、オンラインショップでもご覧になれます。
公式オンラインショップ/Sunshine Reeves